世界中の人が共通で
生きていくために最も重要な要素の
一つである電気。
今や生活の全てに電気が必要なことは常識ですよね!
その電気を司る仕事に必要不可欠な職人が
電気工事士です。
その一般的、照明からコンセント
あらゆる電気部分を扱ってよいと国から任命
せれているのが国家試験に合格した電気工事
士なのです。
電気工事士の免状(免許)には
大きく分けて第1種・第2種とに別れていますが、
この中で身近で簡単に試験合格できるのが
第2種です。
簡単に言うと第1種は高圧工事。
身近な工事、基本的な工事資格者が第2種と
なります。
なので、1種やその他の電気に関する
資格を目指すにも最初に取得するべきは
2種と言えるでしょう。
しかし「電気」というと難しいイメージを
もたれる人が多いです。
が!それは、はっきり言って
イメージだけです!
意外と簡単にとれる国家試験!
まず最初に言い切ってしまうと、第2種電気
工事士の試験は困難なものではありません!
では、実際に試験はどのようなものが出題さ
れるか説明してみましょう。
試験はマークシート形式で筆記試験と
実施試験とがあり、筆記試験を合格しなければ
実施試験は出来ません。
なので、まずは筆記試験
の傾向と対策を知る事が重要となります。
筆記試験は50問となっています。
その内容は電気理論、配電理論の計算問題
と配線設計の計算問題、合わせてが10問。
理論と設計と聞くと難しい感じがしますが、
簡単な計算方式だけを覚え、それだけは、
はずさず、後は山勘で何問か塗りつぶし
命運をかけるという手段もあります。
11問以降は機器と器具の問題4問。
材料や工具の鑑別問題4問。
工事の施工方法に関する問題5問。
法規や法律のに関する問題2~3問。
検査、測定方法に関する問題5問。
配線図の記号に関する問題10問。
配線図の鑑定に関する問題10問。
と、大体このようになっています。
つまり計算以外の問題はとにかく暗記でいい
のです!
難しく思える法規、法律関係の問題
も参考書などで1度読めば車の免許の問題の
ように当たり前じゃんと思うような問題です。
国家試験と言う名の試験の中でいうとかなり
難易度は低いといえます。
一般的に基準点が
60点以上で合格と思われていますが現在、
実は56点以上なのです!
実に簡単なものも含め計算問題で20点。
以外は「暗記」が勝負どころとなっています。
実際の筆記試験対策は?
難しく分厚い参考書で勉強するのは
2種では必要ありません!
基礎になる簡単で分かりやすい
電気計算の仕組みと試験問題の傾向が分かる
ものであれば十分です。
インターネットでもただで十分に
勉強できます!
それでも不安ならウェブ講座やユーキャ
ンなどは1から勉強する人には分かりやすく
傾向と対策を学べます。
電気って難しそう、国家試験って難しそうと
思わずに、トライしてみましょう!
実施試験対策は?
筆記試験に合格したら次は実施試験、いわゆ
る技能試験ですが1番の敵は緊張でしょう。
何10人の中で試験官に見られながら行わな
ければいけないので、緊張で実力を出せなか
った。時間が足りなかった。と、そういう声
が特に多いです。
しかし!試験自体の内容は
難しいものではありません!
少しの注意点をケアし、試験をスムーズに
行えるように、自分の工具に慣れ、
繰り返し実施訓練をして自信をつけるのが
1番の合格のコツです。
試験対策については、工具と材料が必要なので、
インターネットで用意するか、調べてホーム
センターで揃えるかして、自信が付くまで練
習しましょう!
本当に第2種電気工事の試験は
比較的、簡単に取れ、実用的な免許です。
電気無しでは成り立たない世の中で取っておい
て損はない国家試験です!ぜひ挑戦してみま
しょう!
まとめ
本文中で何度もいいましたが、
第2種電気工事士の資格は持っていて
絶対に損はない資格だといえます。
電気工事の仕事をしない人でも
もっていれば色々役に立ちます。
機械屋さんで持っている方もいますが
簡単な電気配線なら自分で工具を
使ってやってしまっています。
簡単なことを、いちいち電気屋に
御願いしていたら仕事は止まりますし
外注ならお金はかかります。
工場勤務のオペレーターの方の中で
器用な人が、たまに自分で電線を
接続しているのを見ます。
しかし、接続方法がでたらめで
下手をすると短絡事故を起こす
やり方です。
第2種電気工事士の資格でも持っていれば
正しい電気接続ができるし
電気屋がいない会社なら会社側からの
評価も上がるだろうになー
と思うことは多いです。
取得すると仕事の範囲も
広がり資格手当とかで
給料も上げてもらえるかも
しれませんよ。。。
質問です。
約40年前に取った電気工事士が、今でいう第2種電気工事士になるのでしょうか?