PLCには
データレジスタと
いって数値を格納できる
デバイスがあります。
(データレジスタについては
以下のページを参考ください。
→データレジスタとは)
このデータレジスタには色々種類が
あります。
一般用やキープ用などあるのですが
このページでは特殊データレジスタに
ついて紹介一覧と説明ページへの
リンクを貼っています。
PLCの命令語の記号や仕様は
各メーカーで違います。
このページは三菱電機の
FXシーケンサの仕様で書いています。
メーカーは違っても
十分参考になると思います。
【補足】まずPLC/シーケンサの役割や仕組みを記事を見て整理したい方は、
→PLCを基礎から体系的に理解したい方はこちら
で解説しています。
1.D8000 ウォッチドックタイマ時間
ウォッチドックタイマ時間に
ついては以下をクリックください
2.D8030,D8031 アナログボリューム
シーケンサ内蔵の
アナログボリュームと
特殊データレジスタについては
以下をクリックください。
→シーケンサのアナログボリューム D8030/31 VRRD/VRSC
3.D8013~D8019 リアルタイムクロック
年月日を格納する
リアルタイムクロックについては
以下を参考ください
→準備中です
まとめ:特殊データレジスタで「PLCの内側の状態」を使いこなす
このページでは、三菱シーケンサ(PLC)に用意されている特殊データレジスタについて、
どのような情報が格納されていて、現場でどんな場面に役立つのかを いくつか紹介しました。
特殊データレジスタは、ふだんのラダー作成だけではあまり意識されませんが、
PLC本体の状態・エラー情報・各種設定値などがまとまっており、
トラブル対応や動作確認のときに非常に頼りになる情報源です。
- 現在値や状態を表すレジスタ … 通信状態やエラーコード、CPUの状態など、
「いまPLCがどういう状況か」を数値として確認できる。 - 設定値を保持するレジスタ … タイマやカウンタ、通信・スキャン時間など、
パラメータ類をレジスタ経由で確認・変更できるものがある。 - マニュアルの一覧と照らし合わせながら追っていくことで、
「ブラックボックス」だったPLCの中身が少しずつ見えるようになる。
現場でトラブルが起きたときや、「なんとなく動きがおかしい」と感じたときは、
ラダー図だけでなく特殊データレジスタの中身も合わせて確認してみてください。
エラーコードや状態ビットから、原因の手がかりが見えてくることがあります。
また、普段からテスト機などでどのレジスタに何が入っているのかを確認しておくと、
本番設備で困ったときにとても心強くなります。
現場で使えるPLC・シーケンス制御を体系的に学びたい方へ
記事やマニュアルを読みながら独学するだけでなく、
ラダー図の読み書きやトラブル対応まで含めて、現場レベルでシーケンス制御・PLCを使いこなしたい方には、
管理人が制作している有料教材もご用意しています。
現場の事例とセットで体系的に学びたい場合に、
ひとつの選択肢として検討していただければと思います。


















コメントを残す