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PLCとは、シーケンサとは何?が83%解消する初心者サイト

三菱シーケンサ FXシリーズ

このサイトを見ているということは

PLCとは、シーケンサとは何?
どんなものなの?

といったように疑問を持った
PLC,シーケンサの初心者の方なのではないかと思います。

そして、本屋で参考書を探すとか
セミナーを受講して学習せず、インターネットでWEBサイトを
見ているというとは、しっかりと勉強せず
まずは概要的なことを手軽に知りたいと
考えているのかもしれませんね。

このWEBサイトでは
そういった方のために、PLC,シーケンサについて
深入りした内容ではなくその概要を83%知ることが
できることを目的に作成しました。

100%ではないの?

と思われたかもしれません。

100%というのは人それぞれですので
100%の内容です、とはいえません。

ただ作成したサイトは初心者の方共通して
概要の83%ぐらいは知ってもらえると考え
このように説明しました。

このWEBサイトの最後には
もう少ししっかり学べる別の記事も紹介しています。

まずはこのサイトで概要の83%の理解をしてください。

1.PLCとは、シーケンサとは何か

PLC,シーケンサについて説明する前に
まず、次の映像をみてください。

→説明のために見て欲しい映像へ

映像ではボタンを押しただけで自動的に
ランプが点灯していきました。

なぜ、1度ボタンを押しただけなのに
映像のようにランプが点灯できたのでしょうか?

それはPLC,シーケンサがあるからです。

三菱シーケンサのFX3S

映像の中にあったこの上写真がPLC,シーケンサです。

このPLC、シーケンサがなければ、あのようにボタンを
押しただけで自動的に点灯していくことはありません。

PLC、シーケンサは、映像のように自動的に外部の機器を
コントロール(制御)できる電子機器です。

この後でもっと詳しくPLC,シーケンサについて説明していきますが、
まずはこういった働きができる機器だということを知ってほしくて
最初に映像を見てもらいました。

では、PLC,シーケンサについて説明していきます。

PLCはProgrammable Logic Controllerの略です。

PLCとシーケンサは呼び方が違うだけで同じ機器をさします

PLCのメーカーは私の知る限りで10社前後あります。

その中の一つ 三菱電機はPLCをシーケンサという商品名で
販売しています。

他社はPLCという名前で販売しています。

このシーケンサという商品名は広く知られ一般的に
なっているので三菱電機のPLC(シーケンサ)以外を
シーケンサと呼ぶ方は多くいます。

多くの方がPLCをシーケンサという商品名で呼んでしまう理由として
PLCの国内シェアの半数近くは三菱電機のシーケンサが
占めていることがあると思います。

実際に私もPLCは三菱電機のシーケンサを見ることが多いです。

PLC、シーケンサが何をする、何のための機器かは
何となく最初に見てもらった映像で分かりましたでしょうか?

映像のように外部の機器をコントロールできます。

映像ではボタンとランプしかありませんでしたが
ボタンとランプだけではありません。

センサーやモーターなど様々な電気制御機器や動力機器を
接続して使います。

それらを組み合わせることで、大型の自動機械・自動装置を
PLC、シーケンサで自動的にコントロールしているのです。

ではなぜ、PLC,シーケンサはそういったことが可能なのでしょうか?

2.PLC,シーケンサの正体とは

PLC、シーケンサの正体はコンピューターです。

あなたはコンピューターと聞くと何を想像するでしょうか?

身近なコンピューターとしてパソコンがありますね。

パソコンはその中に書き込まれたプログラムのおかげで
様々なことができるように作られています。

こうしてインターネットのWEBサイトを見ることができたり
少し難しい使い方として、パソコンにいろいろな外部機器を接続して
それらを動かすこともできます。

PLC,シーケンサはコンピューターですので
パソコンと同じようなものだと考えて下さい。

PLC,シーケンサは、機械や装置を自動的にコントロールする
ために必要なプログラムが書き込まれたコンピューターです。

では、どうやって1項で見てもらったように自動的に外部の機器
をコントロールするかというと、そのためのプログラムを作成して
PLC,シーケンサに書き込むのです。

少しややこしくなったので整理しますね。

PLC,シーケンサはメーカーが最初から(購入した時から)、
機械や装置を自動的にコントロールするために必要なプログラム
が書き込まれています。

更にその上にユーザー(使用する人)が具体的に機械・装置を
コントロールするためのプログラムを作成して書き込んで使うのです。

パソコンも購入した時から何もしなくてもディスプレイ画面に
映像がでたり、その他の操作ができるようなプログラムが書き込まれて
いますよね。

そこから自分でExselやWordなどのソフトをインストールして使います。

それと同じようなものだと思ってください。

あの映像のプログラムは私が作成してPLC,シーケンサに書き込みました。

パソコンがソフトをインストールしないと何にも使えない箱のように
PLC,シーケンサもユーザーが作成したプログラムを書き込まないと
何にも使えない箱となります。

では次に、ユーザーが作成するプログラムについて
説明します。

3.PLC,シーケンサに書き込むプログラムとは

まずは、次の映像を見て下さい。

→PLC,シーケンサのプログラムについて見て欲しい映像へ

ボタンとランプは、1項で見てもらった
映像とは違う動きをしています。

1項の映像は、
緑ボタンを押すと緑ランプが5秒点灯→
黄ランプが1秒点灯→赤ランプが5秒点灯→
緑ランプが5秒点灯→これを繰り返します。
そして黄ボタンを押すと消灯します。

ここで見てもらった映像は、
緑ボタンを3回押すと3秒後に緑ランプが点灯、
黄ボタンを押すと消灯します。

このようにPLC,シーケンサに同じボタンやランプを接続
しても動作が違うのは書き込んだプログラムが違うからです。

PLC,シーケンサはユーザー(使用者)が外部機器をコントロールする
プログラムを作成して書き込みます。

そして、プログラムは別のプログラムに自由に
書きかえることができます。

1項の映像とここでの映像が違った動作をしていたのは
PLC,シーケンサに書き込んだプログラムが違うからです。
(プログラムをどう作成し書きかえるか
などについてはここでは考えないでください。)

プログラムというと
どういったものを想像するでしょうか。

次のサイトはC言語のプログラム例を
載せたサイトです。

→C言語のプログラム例へ

C言語はこのサイトにあるような
プログラム方式で作成するようです。

PLC,シーケンサのプログラム方式は
次の4つがあります。

・ラダー方式
・フローチャート方式
・ステップラダー方式
・SFC(Sequential Function Chart)方式

この中でラダー方式が最も使われます

三菱電機のラダー図例

三菱電機シーケンサのラダープログラム例

上写真はラダー方式で作成した
PLC,シーケンサのプログラム例です。

ラダー方式のプログラムを
ラダー図ともいいます
ちなみにラダー(ladder)とは梯子や
梯子の形に似たものという意味です。

上写真を見ると確かに梯子に似た形状です。

プログラムというと、C言語のようなプログラムを
想像されるかもしれませんが、
PLC,シーケンサのラダー図は図のような書き方をします。

なぜPLC,シーケンサのプログラム方式で
ラダー図が最も使われているのかについては
後の項で説明します。

次にどうやってラダー図を書いてPLC,シーケンサに
書き込むのかについて説明します。

4.PLC,シーケンサのエンジニアリングソフトウェア

PLC,シーケンサのプログラムであるラダー図を作成したり
PLC,シーケンサに書き込むなどの操作は専用のソフトウェア
をインストールしたパソコンから行うの一般的です。

このソフトウェアは各メーカーで違います。

ですので、使うPLCメーカーのソフトウェアを
使うことになります。

オムロンのPLCをキーエンスのソフトウェアを
使って操作できないのです。

このソフトウェアについては後の項で
更に説明します。

三菱電機のラダー図例

三菱電機シーケンサのラダープログラム例

参考までに、上写真は三菱電機のソフトウェアである
GX-Works2で作成したラダー図です。

PLCとパソコンを接続

上写真のようにケーブルでパソコンと
PLCを接続して、パソコンで作成した
ラダープログラムをPLC,シーケンサに
書込み(転送)ます。

この接続した状態だと
他にも元々PLC、シーケンサに書き込まれている
プログラムを見たり、
パソコンからPLC,シーケンサを動かしたり
PLC,シーケンサのエラー情報などを見たりと
いろいろできます。

どのようにするかは各ソフトウェアの操作方法を
習得するだけなので難しく考える必要はありません。

このように多くの操作ができますので
ソフトウェアを入手しないと
PLC,シーケンサについて何もできないのに
等しくなります。

ただ、各メーカーでソフトウェアが違うので
なかなか全てを揃えれないのですが。。。

このソフトウェアについては9項でも説明します。

5.機械・装置の自動制御にPLC,シーケンサをよく使う理由

PLC,シーケンサは機械/装置を自動制御する時に使用されます。

機械/装置の自動制御はPLC,シーケンサ以外でもできます。
しかし、PLC,シーケンサがよく使われます。

なぜでしょうか?

上左写真の電気制御機器を電磁リレーといいます。
この電磁リレーを上右写真のように電線接続で組み合わせた
制御盤をみたことがないですか?

電磁リレーや電子タイマーなどの電気制御機器を組み合わせて
機械/装置を自動制御することはできます。
PLC,シーケンサと同じようなことができるわけです。

マイコン

そして、上写真の赤丸で囲んだような
部品を見たことはありませんか?

これはマイコンといって、PLC,シーケンサ同様に
プログラムを書き込んで外部機器をコントロールする
ことができます。

このようにPLC,シーケンサの他にも
機械/装置を自動制御する方法はあるのです。

それなのにPLC,シーケンサがよく使われる
理由は当たり前だと思われるかもしれませんが
総合的に最も適しているからです。

どういった部分が他より適しているかを
説明します。

生産に使う機械/装置の制御内容はずっと同じではなく
作る品種により変えたり、改善・改良のため変更することがあります。

その変更にPLC,シーケンサが最も適しているのです。

電磁リレーや電子タイマーを使う場合は
その都度、部品を増やしたり減らしたり
そして配線もやり直す手間が莫大にかかります。

マイコンもプログラムで制御しますが
マイコンはあまりユーザー(使用者)側で
プログラム変更しない用途に使われます。

マイコンは家電製品や携帯電話などのように
ユーザーが変更することは
まずない用途に使うのです。

機械/装置故障時のメンテナンスにおいても
マイコンよりPLC,シーケンサの方が対処しやすいです。

マイコンはマイコンをつけた
基板全体で故障解析をする必要があります。

弱電、電子回路の分野になるのですが、
この分野になると対処できない工場の
メンテナンススタッフは多くいます。
対処できたとしても基板から小さい部品を
はずしたりつけたりと現場で行うのは
好ましくないことは分かると思います。
(最終的にメーカー対応になったり基板ごと買って
交換となることが多いです。)

それに比較してPLC,シーケンサやその周辺機器を
扱えるメンテナンススタッフは工場にも多くいます。
PLC,シーケンサやその周辺機器が故障した場合、
通常、汎用品を使っているので手に入りやすく
大きいので交換もしやすいです。

電磁リレーや電子タイマーを使う場合、
メンテナンスはしやすいですが、先に説明したように
動作変更がしにくかったり、あと複雑で大掛かりな制御になると
使用する電磁リレーの数量が多くなります。

PLC,シーケンサならあれ1台で複雑な制御も
できるので使いやすいです。

今挙げた理由もあり
機械/装置の自動制御にPLC,シーケンサがよく使われます。

電磁リレーについては
以下のサイトでも説明していますので
ご参考ください。

電磁リレーとは

6.PLC,シーケンサのプログラムでラダー図が最も使われる理由とは

3項でPLC,シーケンサのプログラムで
ラダー図が最も使われるといいました。

その理由は、ラダー図はPLC,シーケンサを
扱う技術者にとって理解しやすいからです。

5項で機械/装置の自動制御はPLC,シーケンサ
以外に電磁リレーや電子タイマーなど電気制御機器を
使ってもできるといいました。

PLC,シーケンサが開発される以前は電磁リレーや
電子タイマーを使って自動制御を行っていました。

ちなみに電磁リレーや電子タイマー等を使って
行う自動制御を有接点シーケンス制御
(リレーシーケンス)といいます。

5項でいいましたが、この有接点シーケンス制御では
都合の悪いことが多々あるのでその改善策として
PLC,シーケンサは開発されたのです。

都合の悪いことの一つとして
複雑で大規模な制御となると大量の
電磁リレー等が必要となります。

ですので制御盤も大型となりコストも
かかります。

PLC,シーケンサでは、その改善策として
PLC,シーケンサは小さいですが、その中には沢山の
リレーやタイマーを入れています。

PLC,シーケンサの機種にもよりますが
数千個入っているものもあります。

それをプログラミングをしてPLC,シーケンサ内部で
お互いを接続して動作させているのです。

ですので、やっていることは有接点シーケンス制御と
そんなに変わりません。

有接点シーケンス制御は現物の電磁リレーや電子タイマーを
電線で接続する、
PLC,シーケンサはその内部のリレーやタイマーを
プログラミングで組み合わせる

その違いで、ほとんど同じです。

有接点シーケンス制御は電磁リレーや電子タイマーを
電線で接続するわけですが、どう接続したかを
シーケンス図という回路図を使って書きます。

シーケンス図とラダー図

この上の左図がシーケンス図で右図はラダー図です。

この2つの図は同じ自動制御を示します。
そして形も非常によく似ています。

便利なPLC,シーケンサが開発されたといっても
今まで有接点シーケンス制御で自動制御を
していた人はそのやり方や回路図に慣れているので
PLC,シーケンサを使いずらく感じるかもしれません。

ですので、プログラミングの方法も
シーケンス図を書くようにできれば
やりやすいはずです。

ラダー図はシーケンス図のように書くことが
できます。
ラダー図で使われる用語も
シーケンス図で使われる用語と同じようになっています。

リレーやタイマーを使って図を書いていくことも
同じです。

有接点シーケンス制御と同じことが多く
使いやすく理解しやすいので
PLC,シーケンサのいくつかあるプログラム方式で
ラダー図を最もよく選択するのです。

それが理由です。

PLC,シーケンサを扱う技術者は
大抵は有接点シーケンス制御から
学習を始めます。

ですので、現在の技術者の方も
先に学習したシーケンス図と似ている
ラダー図の方が理解しやすいのです。

ちなみに私も有接点シーケンス制御から
学習したのでラダー図は
シーケンス図を見る感覚で
理解し易かったです。

有接点シーケンス制御(リレーシーケンス)
ラダー図、シーケンス図については
以下のサイトでもまとめていますので
参考としてください。

リレーシーケンスとは

ラダー図とは

シーケンス図とは

7.PLC,シーケンサの種類

PLC,シーケンサには構造上

・パッケージタイプ
・ベース装着タイプ
・コンポーネントタイプ

という種類があります。

ここではそれらについて説明します。

PLC,シーケンサは、
CPU・メモリー部、電源部、入力部、出力部の
4つで構成されます。
どれが欠けてもPLC,シーケンサとして
成立しません。

CPU・メモリー部は
人間でいうと脳のように考える所です。
プログラムを記憶したり、プログラムに従って
処理(動作)する部分です。

電源部は
そのままで電源となる部分です。
電源がないと電気製品は動作しませんよね。

入力部は
入力機器からの信号を受ける部分です。
センサーやボタンなどを接続します。
それら機器のON/OFF信号を受ける部分です。

出力部は
出力機器へ信号を送る部分です。
モーターをON/OFFする電磁接触器という
電気制御機器や電磁弁、電磁クラッチなどの
機器をON/OFFする信号を送ります。

これらの部分がないと
PLC,シーケンサとして成立しないと
いうことは分かってもらえるのでは
ないでしょうか?

三菱電機 FXシーケンサ

三菱電機 パッケージタイプのシーケンサ

 

右写真の構造のPLC,シーケンサが
パッケージタイプです。

このタイプはCPU・メモリー部、電源部
入力部、出力部が一体となっているタイプです。

 

 

PLCのベース装着タイプ

PLCのベース装着タイプ

ベース装着タイプは上左写真の「電源ユニット」、「CPUユニット」の
ように各部が独立したユニットになっています。
そのユニットを上中央写真の「ベース」に取り付けて
上右写真のように組み立てて1つのPLC,シーケンサとする
タイプです。

PLCのコンポーネントタイプ(ビルディングタイプ)

PLCのコンポーネントタイプ(ビルディングタイプ)

上写真のコンポーネントタイプはビルディングタイプとも呼ばれます。
ベース装着タイプと同じように各部が独立したユニットになっています。
各ユニットを赤丸にあるコネクタで直接接続するところが違います。

ベースが必要ないので、ベース装着タイプよりも省スペースに
(横幅が自在に設計できる)できます。

ベース装着タイプとコンポーネントタイプは
自分で各部のユニットを選択する必要があります。
そのため選定できる知見が必要です。

ですので、特別な事情がない限りは
初心者はパッケージタイプの使用が望ましいと
思います。

ベース装着タイプやコンポーネントタイプは
複雑で大規模なプログラムを作成する場合に
使われます。

そういった面からも、そのようなプログラムを
作成しない場合はパッケージタイプを使うのが
一般的です。
(価格もパッケージタイプの方が安いです。)

8.PLC,シーケンサのメーカー

国内のPLC,シーケンサのメーカーは何社かあります。
ここではそのメーカーをいくつか紹介します。

まずは三菱電機です。
三菱電機のPLCはシーケンサという商品名で
売られていて、PLC=シーケンサ と思われるほど
浸透しています。

他にはオムロン、キーエンス、パナソニック、横河電機
富士電機、IDEC などあります

国内シェアは三菱電機のシーケンサが50%近くで
あとオムロンとキーエンスのPLCが25%近くという
データを見たことがあります。

実際、私はいろいろな機械/装置をみていますが
三菱電機のシーケンサが圧倒的に使われていて
次によく見るのがオムロンとキーエンスといった感じです。

制御設計をお願いされた場合、客先に指定されたメーカーが
ある場合はそのメーカーのPLCを使う必要はありますが、
何もない場合は、三菱電機・オムロン・キーエンスをおさえて
おけばいいと思います。
(特に三菱電機です。このメーカーをおさえておけば
この業界で仕事をする場合、大抵は何とかなります。)

9.技術者が、使うPLCメーカーを簡単に変えない理由

8項でPLCはいろいろなメーカーから販売されていると
いう説明をしました。

PLC,シーケンサに関わる技術者は
自分が扱うメーカーを簡単に変えません。

つまり三菱電機のシーケンサを使っている
技術者が思いつきで横河電機のPLCを
使わないということです。

それにはいくつか大きな理由があります。

まずは、PLC,シーケンサのソフトウェアの問題があります。

4項で説明したように
PLC,シーケンサは専用のソフトウェアをパソコンに
インストールして、ソフトウェアでラダー図を作成
したりPLC,シーケンサに書き込んだりします。

そのソフトウェアは各社共通ではなく
そのメーカーのPLCにはそのメーカーが販売している
専用のソフトウェアしか使えません。

ですので、沢山のメーカーのPLCを使うとなると
それだけのソフトウェアを購入する必要があるのです。

このソフトウェアは標準価格で15万円前後と高価
ですのであまり使わないなら購入したくはありません。
特定のメーカーのPLCだけを使いたいと考えると思います。

ソフトウェアの使い方も違うので操作方法も勉強する
必要があります。

そして、ラダー図作成時のI/Oアドレス割付やデバイス記号など
も違います。

三菱電機とオムロンのラダー図

この2つのラダー図は左は三菱電機のシーケンサのラダー図
右はオムロンPLCのラダー図です。
この2つのラダー図は同じ制御をしますが、記号番号が同じ
ではありません。

メーカーを変更してもラダー図作成のルールのようなものは
変わりません。

しかし、このような記号番号(アドレス割付等)が違うので
そのメーカーの仕様で考える必要があります。
同じ内容でもそのまま同じラダー図を
使用することはできないのです。

PLC17

例えば、三菱電機のシーケンサの入力端子のX0
(右写真の赤矢印の端子)に
センサーAを接続したとします。
その場合は、そのセンサーAは上のラダー図で
書いているようにラダー図上では
X0という記号で書きます。

では、例えば三菱電機のシーケンサからオムロンの
PLCに変更したいとします。

その場合、オムロンのPLCには入力端子X0は
ありません。
オムロンのPLCで三菱電機シーケンスのX0
と同じ位置つけの端子は0chの00という
端子になります。

ですので、そこにセンサーAを接続して
ラダー図を書くと
ラダー図上では0.00と書くことになります。

この例のようにまったく同じではありません。
他にも変更しなければいけないことは
多くあります。

あるメーカーで慣れている場合は
考え方を変えるのが手間なので
できるだけ使い慣れたメーカーを
使うようになるのです。

8項で特別な理由がない限りは
三菱電機、オムロン、キーエンスのどれか
(特に三菱電機)をおさえておけばいいと
いったのは、全ておさえるとなると
こういった問題ということがあります。

私がPLCメーカーを変更をする時は
修理のときです。

PLCが故障して新品交換が必要な時は
同じメーカーのPLCをまずは検討します。

同じなら大抵は、今のPLCのプログラムが
そのまま新品のPLCにも使えるからです。
ですので手間がかかりません。

しかし、メーカー在庫がなく入荷まで
日数がかかる時は、生産ラインを停止できないので
在庫がありすぐに手に入るメーカー
への変更を検討せざるおえません。

その場合、PLCへの配線接続を検討したり
プログラムを変更先のメーカー仕様に
考え直したりと手間がかかりますが
仕方ありませんよね。

私の会社のお客さんで
あるメーカーのPLCを使っている装置が
6台ありました。

PLCが故障したので、同じメーカーに変えようと
考えたのですが在庫がなく入荷まで日数がかかります。

ですので、すぐに手に入るメーカーのPLCに交換
しました。

最初は手間ですが1度やってしまうと
次からは楽です。
ですので、その後6台の内故障した4台の装置で
PLCをメーカーごと交換しています。

このように一度交換を阻む壁が崩れると
一気に置き換えが進めてしまいます。

それを防ぐためにもPLCメーカーは
在庫を充実させておく必要が
あるのかもしれませんね。

最後に参考までに、三菱電機、オムロン、キーエンスの
ソフトウェアを紹介しておきます。

・三菱電機
→GX Developer,GXWorks2
・オムロン
→CX-Programmer
(CX-Programmerは、FA統合ツールパッケージ
CX-Oneに含まれています)
・キーエンス
→KV-STUDIO

このメーカーは各社共、体験版として
無料でソフトウェアを提供しています。

体験版ですので、使用期間や使用回数に
制限はありますが、購入前に試してみても
いいかと思います。

各社ホームページにて
ダウンロードが可能です。

→→三菱電機のホームページへ

→オムロンのホームページへ

→キーエンスのホームページへ

また、キャンペーンを行うことが
あり、その時は通常より
安く購入できます。

その機会を狙って購入するのも
手かもしれませんね。

(*キャンペーンは不定期に行うようですので
次がいつになるかも分かりませんが…)

10.PLC,シーケンサでできること

PLC,シーケンサは機械/装置を自動的に動かすことが
できるといいましたが、もう少し具体的にどういったことが
できるかを紹介しておきます。

2項でPLC,シーケンサはコンピューターだと
いいました。

コンピューターですので数値データーが扱えます。

プログラム上で
足し算、引き算、掛け算、割り算をすることも
可能です。

三菱電機のタッチパネル

三菱電機GOT:カタログより

 

右写真のようなタッチパネルを見たことは
ありませんか?

タッチパネルで操作する機械/装置も
多いと思います。

PLC,シーケンサにタッチパネルを接続して
数字データを入力したり、逆に
数字データが表示されたりしませんか?

例えば、1LOT83個の商品を自動的に
7LOT作る操作をする場合、83×7を
自分で計算して581個つくる操作を
するより、7とだけ入力すれば
PLCで勝手に掛け算して581個作る
操作をした方が便利です。

他にも比較することができます。

例えば、重さを量って5kg以上の部品は
Aの箱に入れる、5kg未満の部品はBの箱
というように比較をしてその結果から
動作を選択こともできるのです。

他にも応用範囲はありますが数値や数式を扱える
ことは非常に便利です。

他には高精度に機械を動作させることが
できます。

機械の動力源としてモーターを使います。
あなたは、ボタンを押すなりして
機械を正確な位置に止める(モーターを停止する)
ことができますか?
正確にとなると難しいです。(無理です。)

PLC,シーケンサを使って制御することで
正確に動作させることができます。

精度が要求される仕事の場合は
PLC,シーケンサを使うことが必須です。

速度や温度などアナログ量を制御することも
できます。

これは、モーターが動作する/しない
ランプが点灯する/しない

といったONかOFFの制御ではなく
速度や温度などON/OFFではあらわせない
連続量を制御できるということです。
(例:30km~35kmの範囲はONとOFFではあらわせません、
ON/OFFでは制御できません。)

11.PLC,シーケンサの学習方法

PLC,シーケンサの学習方法ですが
まずは参考書を購入して学習する手段があります。

参考書の場合、タイトルがPLC,シーケンサでは
なく「シーケンス制御の基礎」とか
そういったタイトルで販売されています。

ですので、シーケンス制御に関する本を
探してみて下さい。

最近ではメーカーはホームページ上で
自社のPLC,シーケンサについて学習できる
資料や講座(eラーニング)を無料提供しています。

それを利用して学習する手段もあります。

自分でプログラムを作成して実機を動作させる
実習をして学習したい場合は
通信販売、セミナー、講習会を利用することが
一般的です。

まとめ

このWEBサイトはPLCとは?シーケンサとは?
という初心者を対象に
PLC,シーケンサの概要が83%分かることを
目指して作成しました。

83%ぐらいは知ることができましたでしょうか?

もし83%以上なら作成者としてはうれしく思います。

ここまで見ていただいて
分かると思いますが、ここで説明していることは
PLC,シーケンサの概要ですよね。

更に詳しく勉強し
基礎を習得したい場合は

・実機の配線方法(PLCと外部機器、PLCとパソコンなど)
・ラダー図の見方、書き方
・ソフトウェアの操作方法
・補助リレーなどのデバイスや命令語について
・基本回路について
など多くを学ぶ必要があります。

PLC,シーケンサではないですが
有接点シーケンス制御についての学習もした方が
いいです。

PLC,シーケンサの基礎の一つともいえますし
その方がその後の仕事もやりやすいと思います。

このようにまだまだ沢山ありますが
こなせない、学習できないものでは
決してありませんので、あせらず1つ1つを
クリアーしていってください。

あとこのブログでは
有接点シーケンス制御やPLC,シーケンサに
ついての講座もありますので
利用してみてください。

→有接点シーケンス制御講座、PLC講座へ

技術アップのWEBサイト



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