無料講座 詳しくはこの画像をクリック!

現場で役立つシーケンス制御 無料メール講座 登録フォーム
【詳しくは上画像をクリック!】

リレーシーケンスの一致回路

有接点シーケンス制御(リレーシーケンス)
一致回路についてシーケンス図を見ながら説明します。

一致回路1

 

①この状態はBS1とBS2の押ボタンを押していないのでR1とR2の電磁リレーは動作しません。

Lのランプの電路にあるR1とR2の電磁リレーの
b接点は閉じていますので
Lのランプに電気が通じランプが点灯します。

BS1とBS2の押ボタン、R1とR2の電磁リレー
共に動作しないという動作が一致しています。

 

一致回路2

 

②BS1とBS2の押ボタンを押します。
それぞれR1とR2の電磁リレーのコイルに電気が通じ
電磁リレーが動作します。

Lのランプの電路にあるR1とR2の電磁リレーの
a接点が閉じますので、
Lのランプに電気が通じランプが点灯します。

BS1とBS2の押ボタン、R1とR2の電磁リレー
共に動作するという動作が一致しています。

 

 

一致回路3

③ BS1の押ボタンは押してBS2の押ボタンは
押しませんので
R1の電磁リレーは動作してR2の電磁リレーは
動作しません。

Lのランプの電路にあるR1の電磁リレーの
接点だけが動きます。

a接点を直列に接続した電路はR2のa接点が
開いていますので電気は通じません。

 

b接点を直列に接続した電路はR1のb接点が開いていますので電気が通じません。
ランプは点灯しません。

BS1とBS2の押ボタン、R1とR2の電磁リレーの動作は一致していません。

 

一致回路4

④ BS2の押ボタンは押してBS1の押ボタンは
押しませんので
R2の電磁リレーは動作してR1の電磁リレーは
動作しません。

Lのランプの電路にあるR2の電磁リレーの
接点だけが動きます。

a接点を直列に接続した電路はR1のa接点が
開いていますので電気は通じません。

 

b接点を直列に接続した電路はR2のb接点が開いていますので電気が通じません。
ランプは点灯しません。

BS1とBS2の押ボタン、R1とR2の電磁リレーの動作は一致していません。

 

複数の接点(機器)の動作が一致した時だけ
負荷が動作する回路を一致回路といいます。

ここでは2つでしたが複数使うこともあります。

第6回:有接点シーケンス制御の基本回路集

第5回:シーケンス図とは

初心者のための講座へ-以下をクリック!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です