詳しくはコチラをクリック!

自己保持回路とは

自己保持回路はリレー回路、シーケンス制御
においての超重要な回路です

特に自動制御をする場合、
自己保持回路なしには回路設計は
できません。

重要ですが
決して考え方や方法は難しくないので
ぜひ、覚えてください。

リレー回路について分からない場合は
以下のサイトをご参考ください。
リレー回路、制御とは何かを理解し次のステップへ向かうためのサイト

シーケンス制御について分からない場合は
以下のサイトをご参考ください。
シーケンス制御とは

自己保持回路とは

自己保持回路とは何か
について順を追って説明していきます。

説明を理解していくには、
電磁リレーに関する知識が必要です。

あなたが電磁リレーについて知らない
場合は以下のサイトで解説していますので
ご参照ください。

→電磁リレーとは何かを3項目で学習する

 

リレーのon/off説明

上のイラストのように、電源スイッチを
入れて電磁リレーのコイルに使用電圧を
印可すると励磁され磁力を持ちます。
それに連動して接点が動作します。

そして、コイルへの電圧印可をやめると
接点は元に戻ります。

自己保持回路はコイルに使用電圧を
印可するスイッチをOFFにしても
リレーが動作し続ける回路です。

自己保持回路の図1

このイラストを見て下さい。
今度はリレーの接点を電源スイッチと
並列に接続しています。

この状態で、電源スイッチを入れます。

自己保持回路の動作説明1

すると、左イラストのように電源スイッチを
通してコイルに電流が流れリレーが動作
します。

そして、右のイラストようにリレーの接点は閉じます。

 

 

自己保持回路の動作説明2すると左イラストようにリレーの接点からも
コイルへ電流が流れます。
ですので、コイルへ2経路から
電流が流れることになります。

この状態で電源スイッチをOFFにします。
先程ならリレーは停止するところですが
リレーの接点からコイルへ電流が流れ
続けているので動作状態を保持します。

このように、自分の接点で動作状態を
保持する回路ということで
この回路を自己保持回路といいます。

自己保持回路を使う意味

自己保持回路はリレーを動作させる信号
(スイッチ)がOFFしてもリレーを動作
させ続ける回路です。

ということは

「リレーを動作させるスイッチを
ON続ければ必要ないんじゃいの?」

と思うかもしれません。

しかし、それではダメなんです。

分かりやすくエリアセンサーを例に考えて
みましょう。

センサーは人間や物体を検出した時だけ
検出信号を出します。

用途によって、センサーで検出できる
エリアから物体が出ても信号を伝達し
続けたいこともあります。

例えば、警備の警報でセンサーが不審者を
検出した瞬間だけ、サイレンを鳴らしたのでは
使いものになりません。

一回不審者を検出したらサイレンを鳴らし続け
ないと、誰も気が付かないこともあるし
不審者に逃げられてしまいます。

不審者が検出エリアから出て
センサーの信号が途切れても
動作し続けるからサイレンを鳴らし
続けることが可能なのです。

あと 次の理由でも使う意義はあります。

保持状態を解除する

今までの回路をよく考えると
保持しっぱなしで、リレーを停止させる
ことができませんよね。

いくら動作状態を保持したくても
停止させい時にできないのでは困ります。
(先程の例なら不審者が捕まっても
サイレンが鳴り続けるということですから)

自己保持を解除する回路

ですので自己保持回路では保持状態を
解除するため、よくイラストの位置に
b接点のスイッチを入れます。

*b接点は、通常は閉じて導通しているが
動作させると開いて非導通になる接点です。

b接点について知りたい場合は以下の
サイトで説明していますので参照ください。

第3回:シーケンス回路設計の基本とは

このイラストのように
b接点のスイッチを動作させることで
電源からコイルまでの経路(電路)を遮断する
ことができますので、リレーは停止します。

先程の項で、自己保持回路を使う意義と
してリレーを動作させるスイッチを動作
させ続けなくてもいい
ということを挙げました。

一回、押して離してもスイッチが入りっぱなし
の押ボタンもありますし、おそらくそういった
センサーも探せばあるかもしれません。

でもそれを使った場合、例えば遠隔地で
リレーを停止したくなっても、スイッチまで
いかないと停止できません。

例えば
1階で入れたスイッチをOFFにするために
3階から移動していたら大変です。

自己保持回路なら、停止用の
押ボタンやセンサーなどの接点を

回路にいれておくだけで、遠隔地
からでも動作を停止させることが
できます。

シーケンス図、ラダー図で書く

ここまで自己保持回路をイラストで
示してきました。

あのような図を実体配線図といいます。

実際の機械の電気回路図は
実体配線図よりもシーケンス図で
書かれることが多いです。

(シーケンス図については⇒シーケンス図とは)

自己保持回路をシーケンス図で
書くとこうなります。

自己保持回路をシーケンス図で書く

仕事で自己保持回路に関わるなら
シーケンス図での書き方ぐらいは
覚えておく必要はあるでしょう。

また、自己保持回路はPLC(シーケンサ)の
プログラムの記述方式のラダー図でも
使われます。

(PLC(シーケンサ)については⇒
 PLCとは、シーケンサとは何?が83%解消する初心者サイト)

(ラダー図については⇒ラダー図とは)

ラダー図での自己保持回路は
これになります。

ラダー図の自己保持回路

自己保持回路は重要回路ですので
リレー回路でもシーケンサの
プログラムでもよく使われます。

当方では、実習キット付の
シーケンス制御入門教材も扱っております。

このサイトで解説した自己保持回路を
シーケンス図見て、もしくはラダー図を
作成して、実機を動作させて
習得できます。

初心者でも自宅で独学できるよう
(学習サポートもあります)
つくっています。

あなたが、0からシーケンス制御を学習
したいなら 以下をクリックして
内容をご確認ください。

80代も学ぶ!
シーケンス制御の基礎とトラブル対応術が見につく秘密とは

初心者が手頃に手際よくシーケンサ技術を習得する方法とは

初心者のための講座へ-以下をクリック!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です