工作機械である旋盤の主軸のブレーキの故障修理をしました。
現地へ行くと、お客さんの方で既に主軸からブレーキ部を分解していました。
ブレーキ板がかけているから電磁ブレーキ本体ごと交換して欲しいとのことです。
これだけブレーキライニングが摩耗すると、モーターのブレーキの制動力が落ちるのは納得できます。
電磁ブレーキは大崎電業社の製品でした。
この会社は電磁ブレーキや電磁クラッチなどをつくっている会社です。
この電磁ブレーキはソレノイドに通電しているときにブレーキ制動するタイプです。
旋盤は主軸の惰力を止めた後は主軸を自由に手で動かせた方が都合がいいので
こういったタイプになっていることは多いです。
同じ電磁ブレーキはまだ生産していますので、同じ電磁ブレーキを注文・交換しました。
DC80Vのタイプです。直流なのでライニングギャップは0.5mmぐらいでしょうか?
よくこの間隔が開くのでたたいてつめることもあります。
(お客さんは昔 10円硬貨が入るくらいのギャップに調整するよう教わったそうです)
写真は故障した電磁ブレーキです。
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