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コンプレッサーの圧力スイッチの故障/交換

東芝のコンプレッサーを修理しました。

東芝のコンプレッサーの例:東芝HPより

東芝のコンプレッサーの例:東芝HPより

1.故障内容

修理したコンプレッサーは
圧力開閉式で設定圧力まで圧縮空気が溜まると
自動的に三相モーターが停止します。

(三相モーターについては
以下のページを参考ください。
三相誘導電動機(三相モーター)とは)

故障内容は、
それが止まらず圧力が上がり続け
最後安全弁が作動するといった内容です。

確かに圧力計を見ると上限の圧力で止まらず
安全弁からエアーが最後吹き出します。

2.やったこと

よく観察すると
圧力スイッチから空気が漏れる音がします。

圧力スイッチは圧縮空気の圧力で
機械動作をしてスイッチを開閉します。

空気が漏れれば、圧力スイッチへの
圧力は上がらないのでスイッチは
作動せず、結果、モーターも
停止しません。

摩耗している可能性があるので
交換することにしました。

今ついている圧力スイッチは山田電機製造の
圧力スイッチですが、すぐになかったので
明治機械の同じタイプの圧力スイッチに交換しました。

圧力差等の仕様は全て同じです。

圧力差とは、モーターが作動する圧力と
停止する圧力の差のことです。

交換するとコンプレッサーは問題なく
動作するようになりました。

写真は交換前と交換後の圧力スイッチと
コンプレッサーに取り付けられた状態のものです。

3.所感

コンプレッサーの故障は色々とありますが
圧力スイッチが絡む故障は
多いように感じますね。

今回は空気漏れが原因でしたが
ゴミ油などが付着して動きが
悪くなり作動しないパターンもあります。

今回、故障/事故から保護する
安全弁がしっかりと動作したので
良かったですが

この安全弁の点検やメンテナンスは
安全のために定期的にした方が
いいですね。

古いコンプレッサーでは
見た目で、
「これ本当に大丈夫?」
という安全弁もよく見ます。

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