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造船ドッグでシーケンサの交換をしました

GXWorks2でタイマー時間の変更

今回は、私の会社としては
珍しく船の中での仕事でした。

船のある機械を制御する
シーケンサの交換を行いました。

目次(クリックすると自動で飛びます)
1.依頼内容
2.やったこと
3.感想

1.依頼内容

今まで取引をしたことがない
会社から突然電話で

「シーケンサの取替をしてもらえますか?」

という問い合わせがありました。

(シーケンサについては
以下のページを参考ください。
PLCとは、シーケンサとは何?)

どうやら
ホームページを見て
問い合わせてくれたようです。

現在使っているシーケンサは
三菱電機のシーケンサです。

シーケンサは
三菱電機のPLCの名称なので
シーケンサといった段階で
三菱電機製ということになるのですが

他社のPLCもシーケンサと
呼ぶ方もいるのでメーカーの
確認は必要だと考えています。

PLC(シーケンサ)関連の仕事は
今までもしてきていますが
今回は船の機械を制御している
シーケンサとのことです。

船の補修のためしばらくの間
尾道の造船関連の会社に止まっているから
その間に交換してほしいとのことです。

今のシーケンサは10年ぐらい使っているから
メンテナンスのため交換
したいとのことでした。

2.やったこと

今使っているシーケンサは
生産中止になっています。

ですので代替品のシーケンサを
使うことになります。

代替品は、そのまま使えないことも
多々あります。

電線接続を変えたり、
プログラムを変換する必要があります。。

それについては慣れているので
問題ないのですが、問題は
試運転ができないことです。

試運転できる日が出航日なのです。

ただシーケンサを交換しただけなので
問題はないはずですが、
同じシーケンサではありません。

交換後のシーケンサの方が
スペックがいいので逆にそれが
問題となることもあります。

シーケンサを交換した日から
出航日まで3日ぐらいあったので
もし、出航日の動作確認で正常動作しなくても 
すぐに対応できるよう

既存のシーケンサから、抜き出した
ラダー図の中身を確認しておくことに
しました。

(ラダー図については
以下のページを参考ください。
ラダー図とは)

ただ、何をする機械かも分かりませんし
ラダー図にデバイスコメントなども一切書いていないので
何をするかは理解できませんでしたが
プログラムの中身だけを理解するにとどまりました。

デバイスコメントとは
下写真のようにラダー図上で
そのデバイスが何に関係しているか
記述したコメントです。

ラダー図のデバイスコメント

ラダー図のデバイスコメント

出航日 立ち合いましたが 
問題なく機械は動作したようです。

シーケンサの電源電圧は
船なので直流の24Vでした。

3.感想

船の中の制御盤がある場所は狭いし 
他の人が船のメンテナンスで
忙しく動きまわっています。

シーケンサの交換自体は簡単ですが 
そういった環境でパソコンを触ったり
電線接続をしたりするのに
気をつかいました。

私は船の機械には
詳しくないのですが、
何やら油圧で連結する装置の
制御盤だったようですね。

(制御盤については
以下のページを参考ください。
制御盤とは)

いい経験をさせてもらいました。

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