旋盤(工作機械)の修理をしてきました。
1.故障状態
故障症状はモーターに接続している
ケーブルから火花がでるという内容です。
ケーブルを見るとぼろぼろで
かなり摩耗しています。
これだと
摩耗が原因で火花がでていることが
一目でわかります。
2.やったこと
修理としてはケーブルを
交換するしかありません。
主軸を三相誘導電動機を動力として
Vベルト駆動で動かしています。
(三相誘導電動機については
以下のページを参考ください。
→三相誘導電動機とは)
三相誘導電動機をスターデルタ始動しているので、
3心のケーブルを2本使っていました。
スターデルタ始動は、
高容量の三相誘導電動機の始動で
使われます。
高容量だと始動時の電流が
不問にできないほど高くなりますが
スターデルタ始動をすることで
始動電流を抑えることができます。
交換したケーブルですが、ケーブルの中では
少し高級ですが2PNCTのケーブルに交換しました。
左写真は交換前のぼろぼろのケーブル、中、右写真は2PNCTのケーブルです。
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