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間違って溶接電流が流れたアース線の交換修理

熱で外皮が溶けたアース線

ボロボロになったアース線や
コンセントプラグを交換しました。

1.故障内容

ある機械のアース線や
コンセントプラグが
大電流が流れてボロボロになっています。

2.やったこと

なぜ、アース線がボロボロになったのかと
いうと、その電線に溶接電流が誤って
流れたからです。

現地へいくと、依頼してきた方が
何もいわずに機械の制御盤を開けました。

(制御盤については
以下のサイトを参考ください。
 →制御盤とは)

すると電源ケーブルの中のアース線が
ボロボロにむげています。

「どうしたんですか?」

「溶接して****」

全てを聞く前に原因を理解できました。

これは
よくやってしまう間違いです。

機械に置いた鉄物を溶接する時に
鉄物に溶接電流を流すアースを取るのを
忘れてしまい、

機械に取っている
アース線を通して
溶接電流を流してしまったんですね。。。

今回のアース線は2mmsqに対して
溶接電流値は高いので許容電流を
遥かに超えてしまい熱で溶けて
ボロボロになったわけです。

電流が通った経路を全てみて
状態が悪そうなものは全て交換しました。

写真は、熱でボロボロになった
アース線の一部です。

3.所感

このうっかりミスは
よく工作機械でありますね。

工作機械で削っている加工物を
ついついそのまま溶接してしまうんです。

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