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三菱電機シーケンサ絡みの仕事:デバイスコメントがあって良かった

シーケンサ FX2N:三菱電機HPより

食品会社の装置で
シーケンサ絡みの仕事をしてきました。

(シーケンサについては
以下のページを参考ください。
PLCとは、シーケンサとは)

1.仕事内容

仕事内容は、
ある装置はシーケンサで自動制御しているが
故障したり、その故障がすぐになおったりと
不安定な状態らしいです。

その装置のメーカーとの付き合いが
今はないので電気回路図面や
シーケンサのプログラムのプリントアウトも
手元にない、、、

なので、何かあった時の保険として
シーケンサからプログラムを抜きだして
欲しいという依頼でした。

2.やったこと

シーケンサは
三菱電機のFX2Nでした。

シーケンサ FX2N:三菱電機HPより

シーケンサ FX2N:三菱電機HPより

同じ装置が2台あり
制御盤が2つ並んでいました。

(制御盤については
以下のページを参考ください。
制御盤とは)

シーケンサのプログラムの抜き出しは
専用ソフトであるGXWorks2を使って
行いました。

GXWorks2をインストールしたパソコンと
シーケンサを接続して内部の
ラダー方式のプログラムである
ラダー図を読み込みました。

(ラダー図については
以下のページを参考ください。
ラダー図とは)

見ると、デバイスコメントが
ありません。

デバイスコメントは、下画像のような
もので

そのデバイスが
何に関係しているかが書かれたコメントで
これがあるとないのとでは
プログラムの分かりやすさに
結構な違いが生まれます。

ラダー図のデバイスコメント

ラダー図のデバイスコメント

試しに、もう1台の方の
シーケンサからラダー図を読み込むと
こちらにはデバイスコメントが書かれています。

これはありがたい。。。

私ははじめて見る装置なので
デバイスコメントの意味が
分かりませんでしたが、

依頼をしてきた機械屋さんや
その会社の方は見て理解できている様子でした。

色々と見てみると、たまに故障するのは
タッチパネルからの信号に
問題がある可能性があるようです。

タッチパネルは三菱電機製ではなく
はじめて見るメーカーのものでした。

とりあえず今現在は問題なく動作しているので
何もしなくていいとのことでした。

抜きだしたラダー図をコピーして
機械屋さんに渡してこの仕事終了です。

3.所感

デバイスコメントがなければ
自分でつくればいいだけの話ではあります。

しかし、
シーケンサの何十もある
入力端子、出力端子が何に接続されているか
1つ1つ調べていくのは大変です。

電線をうまくたどれないことも
あるしょうし。

たまに、複雑そうな装置の
ラダー図でもないことがあり

「ウソでしょ」

と思うことがありますね。。。

もしかすると、電気回路図面に
別途記載されているのかもしれませんが
プログラム内にラダー図にあった方が
故障調査の時も助かります。
(特に初めて見る装置の時は)

書くと内部メモリーがコメント用に
とられますので、その関係ですかね。

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