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PLCのプログラムは、主にラダー方式を使います

このページでは、
PLCのプログラム言語でラダー方式が
最も使われている理由を
解説しています。

きっと納得いくと
思います。

1.PLCと有接点シーケンス制御

PLCの数あるプログラム方式の中で
ラダー方式が最も使われます。

その理由は、ラダー方式はPLCを
扱う技術者にとって理解しやすいからです。

ラダー方式はラダー図とも
呼ばれています。
(ここからはラダー図と書きます)

機械/装置の自動制御は
PLC以外に電磁リレーや
電子タイマーなど電気制御機器を
使ってもできます。

PLCが開発される以前は
電磁リレーや電子タイマーを使って
自動制御を行っていました。

ちなみに電磁リレーや電子タイマー等を使って
行う自動制御を有接点シーケンス制御
(リレーシーケンス)といいます。

この有接点シーケンス制御では
都合の悪いことが多々あるので
その改善策としてPLCは
開発されたのです。

都合の悪いことの一つとして
複雑で大規模な制御となると大量の
電磁リレー等が必要となります。

ですので制御盤も大型となりコストも
かかります。

(制御盤については
 以下のサイトを参考ください。
→制御盤とは?)

PLCでは、その改善策として
PLC自体は小さいですが、
その中には沢山のリレーやタイマーが
入っています。

PLCの機種にもよりますが
数千個入っているものもあります。

それをプログラミングをして
PLC内部で
お互いを接続して動作させているのです。

ですので、やっていることは
有接点シーケンス制御とそんなに変わりません。

有接点シーケンス制御は現物の電磁リレーや
電子タイマーを電線で接続する、
PLCは内部のリレーやタイマーを
プログラミングで組み合わせる

その違いで、ほとんど同じです。

2.シーケンス図とラダー図の共通性

有接点シーケンス制御は電磁リレーや
電子タイマーを電線で接続するわけですが、
どう接続したかをシーケンス図という
電気回路図を使って書きあらわします。

シーケンス図とラダー図

この上の左図がシーケンス図で右図はラダー図です。

この2つの図は同じ自動制御を示します。
そして形も非常によく似ています。

便利なPLCが開発されたといっても
今まで有接点シーケンス制御で自動制御回路に
関わっていた人はそのやり方や回路図に慣れているので
PLCを使いずらく感じるかもしれません。

ですので、プログラミングの方法も
シーケンス図を書くようにできれば
やりやすいはずです。

ラダー図はシーケンス図のように書くことが
できます。

ラダー図で使われる用語も
シーケンス図で使われる用語と同じようになっています。

リレーやタイマーを使って
図を書いていくことも同じです。

有接点シーケンス制御の回路設計と
同じことが多く、使いやすく理解しやすいので
PLCのいくつかあるプログラム方式で
ラダー図を最もよく選択するのです。

それが理由です。

PLCを扱う技術者は
大抵は有接点シーケンス制御から
勉強を始めます。

ですので、現在の技術者の方も
先に学習したシーケンス図と似ている
ラダー図の方が理解しやすいのです。

ちなみに私も有接点シーケンス制御から
勉強したのでラダー図は
シーケンス図を見る感覚で
理解し易かったです。

有接点シーケンス制御(リレーシーケンス)
ラダー図、シーケンス図については
以下のサイトでもまとめていますので
参考としてください。

リレーシーケンスとは

ラダー図とは

シーケンス図とは

他にもPLCを知る上で他にも重要な事を
知りたい場合は、以下のページで
まとめていますので ご参考ください。

PLC/シーケンサとは、基礎を【数項目】にわたり解説!

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