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エアコン室外機の
ファン用モーターを修理しました。
モーターは三相誘導電動機です。
(三相誘導電動機については
以下のページを参考ください。
⇒三相誘導電動機とは)
1.故障内容
依頼内容は、エアコンの室外機の音がうるさく
近所迷惑になるので
なんとかして欲しいとのことです。
現場へいくと確かに
それほど気にはなりませんが
異音がしています。
2台ファンモーターがついていましたが、
経験上 下側のモーターの
ベアリング摩耗であると判定できました。
(ベアリング摩耗については
以下のページを参考ください。
⇒ベアリングの故障について)
下がダメということは
同じように動いている
上ももうじき同じ症状になることは
予測できるので、上も修理することにしました。
2.やったこと
ベアリングを交換するためには
モーターを分解する必要があります。
その際、モーターの軸に嵌めている
ファンの羽を抜かないといけません。
ファンの羽を抜くときは、歯車とかは
違い慎重に作業する必要があります。
理由は、羽を曲げたりしてしまうと
組んで回転させたとき
大きな異音がするからです。
もし曲げて羽の交換品がなければ
廃棄になるリスクがあります。
無理にせず簡単に抜くために
モーターの軸に嵌めてある部分の羽を
ガスで炙り熱膨張させて抜きました。
分解してベアリングをみると
やはり固くガチガチになっています。
2台とも
ベアリング交換して
組み上げて終了です。
写真は、ベアリングとファンと室外機です。
異音については
一連のことはこの教材
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